メバルがたくさん釣れると、1日では食べきれない時も出てきますよね。
そこで、一般家庭での簡単なメバルの冷凍保存の方法をご紹介します。
メバリングが趣味の僕自身、メバルを冷凍する際にいつもやっている方法です。
過去には沖磯釣行で、一度に40匹以上のメバルをキープできたこともありますが、
2ヶ月ほど冷凍しても、メバルが美味しく食べられました。
超カンタンなの方法なので、ぜひやってみてくださいね。
まずは手順まとめ
1.準備するもの
- あなたが釣ったメバル
- チャック付き保存袋(Lサイズ)
- 水道水
- 冷凍庫の空きスペース
2.冷凍の手順
- メバルを下処理する
- 下処理したメバルをチャック付き保存袋に入れる
- メバルを入れたチャック付き保存袋に水道水を入れる
- なるべく空気が入らないようにチャックを閉じる
- そのまま冷凍庫に入れる
3.注意!メバルを冷凍する際のポイント
- メバルが完全に氷漬けになるようにする
- トゲで保存袋に穴が開かないように注意してメバルを入れる
4.解凍して食べるには
- 冷凍庫から取り出して、そのまま解凍
- キッチンペーパーで余計な水分を拭き取る
- あとは煮るなり焼くなりお好きに
ちょっと詳しく説明
1.準備するもの(保存袋について)
- あなたが釣ったメバル
- チャック付き保存袋(Lサイズ)
- 水道水
- 冷凍庫の空きスペース
チャック付き保存袋は100均などでもOK。
僕も100均のチャック付き保存袋を使っています。
実用上、問題が起きたことはありません。
具体底には、
- 冷凍可能
- 水漏れしない
ものならOK、ということです。
保存袋のサイズはL。
20cmオーバーのメバルでも入る袋が良いです。
2.冷凍の手順(下処理はどうする?)
- メバルを下処理する
- 下処理したメバルをチャック付き保存袋に入れる
- メバルを入れたチャック付き保存袋に水道水を入れる
- なるべく空気が入らないようにチャックを閉じる
- そのまま冷凍庫に入れる
メバルを下処理せず、内臓やエラなどが付いたまま氷漬けにする、という方もおられるようです。
ですが、僕は下処理した状態で凍らせています。
つまり、内臓もエラも取って、そして血合いも掃除した状態ということです。
理由は3つあります。
その1 :料理前に下処理するのが面倒だから
だって、「よっしゃー解凍して煮付けにするか!」
ってときに、下処理からスタートしてたら面倒じゃないですか。
料理の時は、なるべくサッと料理にとりかかりたいものです。
その2:下処理したら台所が生臭くなるから
あと、魚を下処理すると、どうしても台所が生臭くなっちゃいます。
台所が生臭くなるのは、メバルを持ち帰った日だけで充分です。
その3:腐りやすい部位をあえて保存する理由が無いから
それに冷凍とはいえ、エラや内臓(腐りやすい)のほか、血合い(日が経つと臭みの原因になる)を長期間残しておくのは、特にメリットがあるとは考えにくいです。
ということで、メバルを冷凍する際には、下処理まで終わらせています。
で、下処理するか否かの争点は「味への影響」じゃないかと思っています。
下処理した魚に真水が当たると旨味が落ちてしまうのでは?
という話があります。
その点、実食した僕の感想ですが、
2〜3ヶ月ほど氷漬けで冷凍保存したメバルを食べた結果、特に味が悪くなったということは無いです。
普通に充分美味しく食べられています。
冷凍したので少し身質に変化はあるものの、特にパサつくようなことは無いですね。
煮付けにしても、ちゃんとプリッと旨いメバルに仕上がってます。
なので、メバルを冷凍保存する際は、
腐りやすいエラや内臓を取って、臭みに変わりやすい血合いをきちんと掃除して、それから凍らす。
そうすれば、実際に、メバルを安定して美味しく保存できると体感しています。
3.注意!メバルを冷凍する際のポイント
- メバルが完全に氷漬けになるようにする
- トゲで保存袋に穴が開かないように注意してメバルを入れる
それぞれ少し補足します。
メバルが完全に氷漬けになるようにする
メバルを美味しく保つために、空気と遮断するのが目的です。
なので、
メバルがなるべく空気と触れないように、完全に水に浸るようイメージしてみてください。
空気と遮断することで、メバルの食味を損なう酸化や乾燥を防げます。
空気を断つなら真空パックもありますが、専用の機器が必要だったりで何かと面倒じゃないですか。
なので、代わりに水道水で氷漬けです。
真空パックの機器と比べたら、水道水は安いものです。
保存袋に穴が開かないように注意してメバルを入れる
メバルはトゲが多いので、保存袋にすぐ穴が開いてしまいます。
ヒレやエラ蓋のあたりに、よく刺さる固いトゲがたくさんあります。
なので、保存袋に入れる際は、
・頭の方から慎重に保存袋に入れる
もしくは
・あらかじめハサミでトゲを切り落としておく
のが超オススメです。
トゲを切り落としてしまえば一安心。
袋に穴が開かないうえに、トゲが手に刺さってイタタ…というのも無くなります。
※ハサミについて
メバルのヒレやトゲを切り落とす際は、ケガに注意!
トゲが手に刺さったり、ハサミで手を切ったりしたりしないようにしてください。
メバルが20cmUPにもなってくると、トゲは太くて硬いです。
なので、力をこめて切る必要があります。
そこで、安全に作業するには、力が込めやすく、よく切れるハサミがあると安心です。
ちなみに、僕は以下の小型ハサミを愛用しています。
ささめ針(SASAME) ヤイバマルチシザース ミニ YSC-3
- 持ち手が大きめでガッシリしており、力が込めやすい
- 刃先が細めだが、強くて切れ味も良い
- 刃先が細めなので、メバルなどの小型魚を下処理しやすい
刃先は関の刃物だそうで、メバルの固いトゲも「バチっ」とカットしていけます。
ちなみにメバルのトゲを切り落とす以外にも、
これ一本あれば、釣りから調理まで万能に使えるので重宝しています。
釣り場で…
- PEラインを切る
- 小型の魚を締める
- 血抜きする
下処理で…
- 腹を開いて内臓を取る
- ヒレにあるトゲを切り落とす
4.解凍して食べるときは
冷凍庫から取り出して、袋に入ったまま解凍すればOKです。
時間があるなら
→冷蔵庫に移してゆっくり解凍
お急ぎなら
→保存袋ごと水道水に浸して解凍
で、解凍後についてですが
- メバルと一緒に入っていた氷水は捨てて
- さっとメバルを水洗いして
- キッチンペーパーなどで水分を取るだけでOK
既に下処理も終わっているので、
あとは煮るなり焼くなり、好きにお料理しちゃいましょう。
さいごに
メバルを美味しく冷凍保存するのは超簡単です。
水道水とチャック付き保存袋さえあればOK!
2〜3ヶ月ほどなら充分に保存できますよ。
特に、忙しくてなかなか釣りに行けないあなた。
貴重な1回の釣行で、がっちりメバルをキープして、
持ち帰って冷凍保存しちゃいましょう。
食べたい時に美味しいメバルを食べられるので、QOLが上がって最高です。
メバルがたくさん釣れたら、ぜひ冷凍保存してみてくださいね!
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